ママの妊娠期間中に「胎児ネーム」ってつけてましたか?
最近では、おなかの中の赤ちゃんに胎児ネームをつけて呼びかけてあげるのが定着しているようで、僕たち夫婦も胎児ネームをつけていました。
今回は、「胎児ネームには興味がないな~」という方にも興味をもってもらえるように、胎児ネームの魅力を語っていきます。
胎児ネームについて
胎児ネームとは
「胎児ネーム」とは、まだお腹の中にいる赤ちゃんに付けるニックネームや呼び名のことで、「ベビーネーム」ともいわれています。
妊娠期間中から名前が決まるまでの呼び名なので、実際の名付けと違い漢字や字画などを気にせず気軽に付けることができます。
胎児ネームという言葉を知らなくても、自然とお腹の中の赤ちゃんに胎児ネームを付けて、呼びかけたりしていたママもいるのではないでしょうか。
60%近くが胎児ネームを付けている
ミキハウスブランドの販売企画を手掛けている三起商行が、「ミキハウス ベビークラブ」会員を対象にした「名づけ調査」の中で、胎児ネームに関した項目がありました。
「胎児ネームを知っていましたか」という項目では、「知っていた」との回答が70.5%あり、「知らなかった」と回答した29.5%の2倍以上あり、胎児ネームの認知度が高いことがわかります。
また、実際に胎児ネームを「つけていた」との回答が56.2%あり、半数以上のママとパパがお腹の中の赤ちゃんを胎児ネームで呼んでいたことになります。
ミキハウスの名づけに関するアンケート調査の結果は、ミキハウス「名づけ調査」から見えた「胎児ネーム」と「名づけ」に込めるママ・パパの想いをご覧ください。
胎児ネームを付けるメリット
赤ちゃんを呼ぶ回数が増え愛着が湧く
僕たちは「こまめ」と呼んでいましたが、
「こまめさん元気?」
「今日はこまめがすごい蹴ってくるんだよね」
と、普段から胎児ネームを使って会話をしていて、一日に何度も赤ちゃんの様子を聞いていました。
その時々で「さん」や「氏」などを付けて呼んでいたのでバリエーションも豊富です(笑)。
胎児ネームを付けることによって自然と呼ぶ回数が増え、産まれてくる日が楽しみで仕方なかったことを今でも覚えています。
パパやお兄ちゃんお姉ちゃんになった実感が湧き自覚が芽生える
妊娠が判明しても、お腹の中に赤ちゃんがいるママと違い、パパや上の子供たちにはなかなか実感が湧かないものです。
妊娠や出産を理解できない年齢の子供でも、日に日に大きくなっていき胎動で動くお腹を見ながら、毎日呼びかけてあげることで実感が湧いたり自覚が芽生めてきます。
子供たちに胎児ネームをつけてもらうのも良いですね。
語り掛けることでママの声を覚え記憶に残ることも
お腹の中の赤ちゃんは、妊娠6~7カ月頃には音が聞き取れるまでに耳が発達していると言われ、ママの声が聞こえているのはもちろん、パパの声や周囲の物音なども聞こえています。
子供が成長し話せるようになり、お腹にいた時に胎児ネームで呼ばれていたことを記憶していたという素敵なエピソードもあるそうです。
また、胎児に語り掛けコミュニケーションをとることで、胎児の脳の発育を促す効果があるとされています。
胎児ネームを付けるデメリット
胎児ネームが定着してしまう
名前を付けるまでの呼び方とは言え、毎日のように胎児ネームで呼んでいるとすっかり定着してしまいます。
僕たちは出産前にある程度名付けの候補を挙げていて、顔を見てから決定する予定でいましたが、出産後に赤ちゃんの顔を見ても、胎児ネームの「こまめ」以外しっくりこなくなってしまいなかなか名づけができませんでした。
結局、出生届の提出期限ギリギリまで悩んでしまい、その間は「こまめ」と呼んでいましたが、不思議なもので名前が決まると自然と胎児ネームは使わなくなりました。
人前で胎児ネームで呼ぶと驚かれる
胎児ネームのこと知らないママ・パパもいると思うので、突然聞きなれない胎児ネームを使うと驚くかもしれません。
「友達の前でうっかり胎児ネームで呼んでしまい恥ずかしかった」という話も聞きます。
どんな胎児ネームを付けてる?
まめ・こまめ
妊娠初期に超音波検査(エコー)を見ると、胎児が豆のように小さいことから「まめちゃん」や「こまめ」と呼ぶそうです。
ぽこ・ぼこ
胎動でぼこぼこ動く様子や、お腹をぽこぽこ蹴ることからつけられたそうです。
ちび
単純ちっちゃいからという理由ですが、「ちびちゃん」なら人前でも恥ずかしくないような気がします。
実際に付ける名前・却下された名前
出産前に名前が決まっているのであれば、その名前で呼んであげるのもいいですね。
名前を呼んだあとに胎動があると、「名前を気に入ってくれたのかな」って思っちゃいます。
候補に挙がっていたけど、残念ながら却下されてしまった名前を胎児ネームにする方もいらっしゃるみたいです。
直感・なんとなく
愛情を込めて呼んであげるのであれば、直感やなんとなくでもいいと思います。
義母は「しんのすけ」と直感で呼んでいましたが、家族によって呼びかける名前が違うのも胎児ネームの楽しいところです。
まとめ
胎児ネームの魅力は伝わったでしょうか?
赤ちゃんがおなかの中にいる40週はとても貴重な時間ですので、胎児ネームで呼びかけてあげることで愛情をたっぷりと注いであげて、同時にママ・パパになる心の準備と自覚を芽生えるきっかけになるとよいですね。
ママ・パパにとって素敵なマタニティライフになることをお祈りしています。